Webマーケティングの将来性や現状を解説

Webマーケティング業界の将来性

Webマーケティングへの転職を考えているのなら、将来性が気になるはずです。

結論からお伝えすると、Webマーケティング業界は順調に成長すると予測されています。

根拠は以下の2つです。

  • 主戦場のWeb業界全体が成長している
  • Web業界に追い風が吹いている現状

まずはWeb業界全体の成長について解説します。

Web業界全体が伸びている

Webマーケティングを一言で表すと、インターネット上で多くの集客をし、商品やサービスの売り上げ増加を目指す活動です。

したがって、主戦場のインターネット市場が拡大しているのなら、Web業界の将来性は明るいことになります。

株式会社矢野経済研究所は、インターネット広告市場に関する下記の調査報告を行いました。

  • 2018年度のインターネット国内市場規模は約1.6兆円と増加傾向
  • 2023年には約2.8兆円まで拡大する予測
  • スマートフォン広告が市場を牽引
  • 動画広告とソーシャルメディア広告が増加傾向

参考:株式会社矢野経済研究所「インターネット広告市場に関する調査(2019年)

業種を問わずに多くの企業がWeb業界に参入することで、市場が成長しています。競合ひしめくネット市場だからこそ、集客から購買意欲を促すWebマーケティングの重要性が高まっているのです。

Webマーケティング業界の現状【Webマーケティング将来性】

Web業界の成長について解説しました。さらにWebマーケティング業界の現状を見れば、将来性は大いにあると確信できます。

ここからは以下3つの現状から、Webマーケティングの将来性について解説します。

  • Web広告費が右肩上がりで上昇中
  • Web広告費がTVCMを上回った
  • 加速する芸能人のSNS移行

Web広告費が年々右肩上がりで上昇している

電通が発表した調査レポート「日本の広告費」によると、Web広告費は年々増加しています。

2015年には1兆1,594億円だったWeb広告費が、2019年には約1.8倍の2兆1,048億円まで上昇しているのです。

Web広告費は、インターネット広告媒体費・インターネット広告制作費・物販系ECプラットフォーム広告費の3つで構成されています。

注目したいのが、インターネット広告媒体費です。2019年のインターネット広告媒体費の内訳は次のようになっています。

  • 検索連動型広告:6,683億円
  • ディスプレイ広告:5,544億円
  • ビデオ広告:3,184億円
  • 成果報酬型広告:1,049億円
  • その他:170億円

参考:電通「日本の広告費

内訳を見て分かる通り、広告媒体費の大半は、Webマーケティングの主流である検索連動型とディスプレイ広告が占めているのです。

しばらくはこの流れが続きそうですが、今後5Gが一層普及したとき、ビデオ広告が大きく伸びる可能性があります。今のうちからビデオ広告に関するマーケティング知識を身に着けておくといいでしょう。

2019年にはTVCMをWeb広告費が上回った

電通のレポートで注目したいのが、2019年にはWeb広告費が2兆円を超えて、初めてテレビ広告費を上回ったことです。

さらにWeb広告費は、マスコミ4媒体広告費(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ)2兆6,094億円に迫っています。

Web広告費がTVCMを上回った理由は2つ考えられます。

1つめがWebプラットフォームの順調な成長です。大型プラットフォームやニュースキュレーションメディアなどは堅調に伸びています。

またマスコミ4媒体広告費は年々減少しており、マスメディアも変わらざるを得ない状況になっているのです。それを証明するかのように、マスコミ4媒体のデジタル化が本格的に進んでいます。マスコミ4媒体のデジタル広告費は、前年度122.9%増の715億円となりました。

2つめの理由が物販系ECプラットフォームの拡大です。BtoCを始めとしたイーコマース市場規模は拡大しており、2019年は1,096億円という広告費を得ています。物販系ECプラットフォームは今後も大きな成長領域として、注目を集めているのです。

WebプラットフォームとECプラットフォームは成長中のため、今後もWeb広告費がTVCMを上回ることでしょう。

芸能人のSNSへの移行が加速している

YouTubeやインスタグラムが良い例ですが、この数年間で多くの芸能人がテレビからSNSへ移行しています。

抜群の知名度を誇る芸能人が来ることで、SNSの認知や媒体価値が大きく上昇するのです。

YouTubeを提供するGoogleは、動画広告でもコンバージョン獲得できるようにしました。芸能人の移行でYouTubeはさらなるユーザーを集め、企業の動画広告が活性化されることでしょう。

Webマーケティングの将来性から考えるキャリアプラン

Webマーケティング業界への転職を考えるのなら、キャリアプランを知っておくことは重要です。Webマーケターのキャリアプランは、下記3つのいずれかになります。

  • 会社で昇進を目指す
  • 副業と相乗効果を狙う
  • フリーランスとして独立

3つのキャリアプランについて解説します。

事業会社や代理店で成果を出す

事業会社や代理店に入社するのは、王道のキャリアプランです。クライアントや上司の期待を超える成果を出し続けることで、Webマーケターとしての価値を高められます。

Webマーケティング未経験なら、事業会社や代理店への入社を目指すのががおすすめです。

そこでWebマーケティングの実績を積み重ねることで、将来的には昇進や転職、フリーランスとしての独立など様々なキャリアパスが開けるのです。

本業+副業で稼ぐ

Webマーケティングの知識は、ブログ収益化やSEOコンサルなど様々な分野で活用できます。したがってWebマーケティングを本業とするのなら、同時に副業を開始するのがおすすめです。

Webマーケティング業界は拡大を続けているので、実践的なスキルを持っている人の需要は大きいです。

Webマーケターが副業をすれば、効率的に稼ぎつつ、さらなるスキルアップにもつながります

フリーランスとして独立する

Webマーケターとしての実力があるのなら、フリーランスとして独立するキャリアプランもあります。

フリーランスになることで、様々な企業から業務委託を受けることが可能です。

また会社員とは異なり、収入の上限がなくなるので、働いた分だけ稼げます。

しかし、実力がなければ、仕事を得られない、もしくは単価の低い仕事ばかりになります。

したがって十分な実力をつけてから、フリーのWebマーケターになるのがおすすめです。

まとめ

Web広告費がTVCMを上回るなど、Web業界は急速に発展しています。

業種を問わず多くの企業が参入しているため、今はネット市場に競合が多い状態になっているのです。

だからこそ、集客から購買まで設計するWebマーケティングの重要性が高まっています。

個人の力が注目されている今、将来性があり個人スキルを伸ばせるWebマーケティングはおすすめの職種です。