SEO対策した「よくある質問」ページの重要性と作り方

SEO対策を行った【よくある質問】作成の重要性

検索された質問に対して明確な回答ができるよくある質問は、SEOで強い効果が期待できます。理由は「Googleが掲げる10の事実」に書かれています。

“Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。”

引用元:Google「Google について

そのため、よくある質問はユーザーが知りたい情報を無駄なく伝えることができ、Googleから高い評価を受けているのです。

また、近年では音声検索の割合が世界全体で20%と少しずつ増えています。

よくある質問はSEO対策だけでなく、音声入力のVSO対策(Voice Search Optimization)にもつながるため、今から準備をしておいて損はないでしょう。

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SEOの評価が高い【よくある質問】とは?

よくある質問とはユーザー側からサイト運営者に対して、頻繁に尋ねられる質問とその回答をまとめたものです。

ユーザーとサイト運営者の両方にメリットを与えてくれるのが嬉しいところ。

【ユーザーのメリット】

  • 問い合わせの手間を省ける
  • 4時間365日いつでも疑問を解決できる
  • 気になる情報を一気に集められるなど

【サイト運営者のメリット】

    • ユーザー満足度を高めることができる
    • 問い合わせ対応に使う時間を短縮できる
    • ユーザー対応の人件費を削減できる
    • 業務に集中できる

よくある質問の他にも「Q&A」「FAQ」などの言葉もありますが、ほぼ同じものと認識して構いません。

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SEO対策を行った【よくある質問】の作り方

SEOに強いよくある質問を作るには、ユーザーが検索するであろうキーワードを質問とその回答内に入れる必要があります。

ただし、キーワードを過剰に詰め込むと違和感のある文章になるため、入れすぎは厳禁です。

SEO対策に必要なキーワードは運営サイトによって異なるため、ここからはよくある質問を作る上で押さえておきたい5つのポイント紹介します。

お客様目線で回答を忠実に伝える

ユーザーの質問に対して、曖昧な回答を載せるのではなく、「yes/no」と偽りなく答える必要があります。

しかし、結論だけでなく「なぜ、yesと答えたのか」その理由も回答に載せておきましょう。

問い合わせをしなければ詳しい回答が得られないよくある質問は、ユーザーの離脱率が高くなります。

SEO対策のためにページを作ったはずが、逆効果になる可能性もあるため、お客様目線で伝えるように意識しましょう。

誰にでも分かる言葉で伝える

よくある質問を作るときには、できるだけ難しい言葉を使わないようにしましょう。

よくある質問を検索している人は、専門家ではありません。商品やサービスについてわからないことがあるため、ページに来ています。

忠実に回答を行うのはいいことですが、正確に答えようとするあまり専門用語を多用した文章は、ユーザーにとってはわかりにくい回答です。

理想は中学生が読んでも内容を理解できるくらい簡単な言葉を使うことです。どうしても専門用語を使わなければならないときは、説明を記載するなど工夫を行いましょう。
【例】SEO対策(Search Engine Optimizationの略/Googleの検索結果で上位ページに表示されるための施策の全般のこと)

質問をカテゴリごとでまとめる

質問をカテゴリごとにまとめることでユーザーの利便性が高まります。

ただ、質問と回答を並べただけのよくある質問は、ユーザーにとって親切なページとは言えません。

ユーザーにとって親切なページとは、「ユーザーが欲しい情報を欲しいときに探し、見つけられる」ページです。

関連する質問はカテゴリごとに分ける。目印をつけておくなど、初めてサイトを利用する人でも迷わない優しい設計にしましょう。

常に最新の質問・回答を載せる

よくある質問は1度作って完成ではありません。ユーザーが質問や疑問を感じたとき、すぐに答えにアクセスできるように日々更新を行う必要があります。

ユーザーが求める答えは日々変化しており、掲載された質問がずっと古いままだと「欲しかった情報がない」と判断され、離脱率は高くなります。

さらに、ずぼらな印象を与えてしまうかもしてれません。

こまめに更新を行うことで、電話やメール対応といった問い合わせの業務削減効果も期待できるため、ページに記載していない新しい質問や問い合わせがあった場合は、「すぐに更新する」くらいの気持ちを持っておきましょう。

お問い合わせへの導線をユーザーに分かるように表示する

商品やサービスによっては、質問ページだけでは「解決できない/正確な回答ができない」場合があります。

そんなときは「解決/回答できないから掲載しない」で終わらせず、質問を準備し、お問い合わせへのリンクを設置するといいでしょう。

ただし、リンクに気づいてもらえなければ元も子もありませんので、アイコンで目立たせるなど、見つけてもらう工夫も必要です。

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まとめ:お問い合わせに繋がるページを作成しましょう

よくある質問は「数を多くすればいい」ものではなく、ユーザーの問題や疑問が解決できるページでなければいけません。

ユーザーはよくある質問のページで信用できるサイトなのか試しています。ユーザーの疑問や問題を解決するページが適当に書かれていたらどうでしょうか。数あるサイトから「この利用したい」と考えるでしょうか。

SEO対策で上位表示ができても、コンテンツがユーザーの求めたものでなければ上位サイトであっても利用はしません。

SEO対策ならびにユーザーの満足度のためにも、よくある質問ページに力を入れる必要があります。

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