ホームページ集客では、ドメイン費用やサーバー費用など、さまざまなランニングコストが発生します。
ランニングコストは固定費のように出ていくため、削減したい方が多いはずです。
しかし、むやみやたらに費用を削減してしまうと、いつまでも目標は達成できません。
大切なのは、必要なランニングコストを見極めることです。
本記事では、ホームページ集客におけるランニングコストの種類と相場、正しい削減方法を解説します。
目次
ホームページ集客にかかるランニングコストの種類と費用
ホームページ集客をする場合、主に2種類のランニングコストが発生します。
1つ目はドメイン費用やサーバー費用などの毎年発生するランニングコスト、もうひとつがSEOコンサル費用によって発生するコストです。
以下より、ランニングコストの種類と相場を紹介します。
ドメイン費用
サーバー会社 | 「.com」のランニングコスト | 「.co.jp」のランニングコスト |
Xserver | 1,298円/年 | 4,136円/年 |
さくらインターネット | 1,886円/年 | 11,000円/年 |
ロリポップ! | – | – |
ドメインとは、ホームページという「家」の場所を示す「住所」のことです。
ホームページを作成する際、サーバーからドメインを借りる必要があり、毎年の更新費用がかかります。
ドメインの種類は多々ありますが、覚えておくべきものは以下の4つです。
- .jp:日本を表す
- .com:定番の人気ドメイン
- .biz:ビジネスを表す企業向けドメイン
- .co.jp:日本の上場企業97%が登録のドメイン
集客用の会社ホームページを作成する場合、信頼性の高い「.co.jp」もしくは「.jp」がおすすめです。
サーバー費用
サーバー会社 | サーバー費用 |
Xserver | 990円/月~ |
さくらインターネット | 131円/月~ |
ロリポップ! | 110円/月~ |
ホームページのサーバー費用とは、毎月発生するランニングコストです。
一般的に、費用が高くなるほど、容量や転送量などのサーバースペックが高くなります。
転送量などが多くなることで、ホームページに多くのアクセスがあったときでも、ページ表示の速度と安定性を保てます。
したがって、ランニングコストを抑えようと、安易に最安プランを選ぶことはおすすめできません。
目標とする集客数を実現した際に、安定して稼働するサーバープランを選びましょう。
SSL証明費用
サーバー会社 | SSL証明費用 |
Xserver | 1,100円/年~ |
さくらインターネット | 990円/年~ |
ロリポップ! | 22,000円/年~ |
SSLとは、インターネット上でのやりとりを暗号化し、第三者による情報の盗聴や盗みを防ぐ仕組みのことです。
SSL証明書は、やりとりの暗号化、およびサイト運営者の身元情報を証明する電子書類を意味します。
SSL証明を得ることで、ユーザーは安全にホームページを利用できます。
さらに、ホームページ集客で重要なGoogleからの評価も高くなるため、SSL証明は取得すべきです。
参考: ウェブマスター向け公式ブログ「HTTPS をランキング シグナルに使用します」
SEOコンサルティング費用
ホームページ集客をするうえで、SEOの知識は欠かせません。
SEOとは、主にGoogle検索画面の上位にホームページ表示を狙う施策のことです。
ページが上位表示されることで、大きな集客効果に期待できます。
ただし、SEO対策で効果を出すためには、専門知識や豊富な経験が必要です。
そこで多くの企業は、SEOコンサルタントに相談して、適切な対策を実施しています。
SEOコンサルティング費用の相場は月10~30万円です。
運営代行費用
予算に余裕がある場合、ホームページ運営を外部企業に委託することもおすすめです。
ホームページ運営を任せることで、ホームページに強い人材を育てる手間が省ける、効率よくホームページ集客を行えるなどのメリットを得られます。
運営代行の費用相場は下記のとおりです。
- サイト運営代行:30,000円/月~
- サイト更新と管理:10,000円/月~
運営代行の範囲は企業によって異なるため、必要な部分だけ代行依頼することもいいでしょう。
広告費用
後ほど詳しく解説しますが、ホームページの集客方法は主にSEOと広告の2種類があります。
SEOはお金こそかかりませんが、効果が出るまでに時間がかかります。
一方、広告は費用こそ発生するものの、集客効果の即効性は高いです。
ホームページ集客においてランニングコストが重要な理由
集客においてランニングコストが重要な理由は、集客効果が出やすいからです。
たとえば、A社とB社が下記条件で、ホームページ集客対策をしたとしましょう。
- A社:サーバー容量300GB、「.co.jp」ドメイン、SEOコンサルによるサイト運用
- B社:サーバー容量10GB、「.com」ドメイン、WEB未経験の社員が運営
当然ながら、成果が出やすいのは、ホームページ集客にお金をかけているA社の方です。
ホームページ集客におけるランニングコストとは、RPGゲームのアイテムのようなものです。
強いアイテムの数が多いほど、できることが増え、ゴールしやすくなります。
そして、サーバー容量やSEOコンサルなど良いアイテムほど、費用がかかったり、取得することが難しくなったりします。
一点誤解して頂きたくないことが、「ランニングコストに力を入れた=必ずホームページ集客が成功する」とはならないことです。
ランニングコストは、あくまでも目標達成の確率を高めてくれるものと考えてください。
ホームページ集客のランニングコストを下げる2つのポイント
下記のポイントを押さえることで、ホームページ集客におけるランニングコストは下げられます。
- SEOとネット広告の違いを理解する
- SEOコンサルに相談する
ここからは2つのポイントを解説します。
ぜひ2つのポイントを実施して、費用を押さえながらの集客を成功させてください。
SEOとネット広告の違い
「広告費用」のところで軽く説明しましたが、ホームページ集客方法は、主にSEOとネット広告の2種類があります。
以下がSEOとネット広告の特徴を表でまとめたものです。
項目 | 費用 | 効果の即効性 | 効果の持続性 | クリック率 |
SEO | 低い | 低い(最低でも半年) | 高い | 上位表示されれば高い |
ネット広告 | 高い | 高い | 低い | 低い |
SEO対策でホームページを上位表示するためには、記事作成やホームページの最適化など、さまざまな施策が必要となります。
どれほど優れたホームページを作成したとしても、効果が出るまでに半年はかかると見積もっておくべきです。
しかしながら、一度上位表示されることで、広告と同等の高い集客効果を長期間にわたりもたらしてくれます。
一方、広告は費用を払うことで、ホームページを検索結果画面の上位に表示します。
上の画像の「広告」と記載されたホームページが、広告費用を支払って上位表示されたものです。
効果の即効性は高い一方、費用の支払いをやめた場合、上位表示されません。
長期的な視点で見れば、SEOに注力したほうが、割安な費用で大きな集客効果を得られます。
ランニングコストを下げるためにも、SEO対策をメインで実施しつつ、必要に応じて広告配信することがおすすめです。
SEOコンサルタントに相談
ランニングコストを下げる場合、SEOコンサルタントに相談することが一番です。
SEOコンサルタントに相談することで、ホームページ集客の目的に必要な機能のみを選定してくれます。
つまり、不要な費用を削りながら、最短距離での目標達成を行えるわけです。
また、ホームページ制作会社選びの手伝いもしてくれるため、相場以上の料金を請求されることもありません。
コンサル費用こそかかりますが、固定費のように出ていくランニングコストの最適化を行えるため、コストパフォーマンスは高いです。
まとめ:ホームページ集客のランニングコストの種類を把握しよう
ホームページ集客のランニングコストについて紹介しました。
ランニングコストを考えるうえで重要なことは、適切な選択をすることです。
費用を下げるために、必要な機能まで削ってしまうと、いつまでたっても効果は出ません。
必要な機能のみつけることが、ランニングコストを下げつつ、最短距離で目標達成する秘訣となります。
ただ、ホームページ集客に詳しくない方は、適切なドメインやサーバー、ホームページ制作会社の選び方が分からないでしょう。
そんな時は、SEOコンサルタントに相談することがおすすめです。
知識と経験のあるSEOコンサルタントなら、目標達成を行えるランニングコスト種類の選定、及びホームページ制作会社選びを手伝ってくれます。
弊社はホームページ集客化の専門家です。
効率的にホームページ集客したい、社内にWEBに詳しい人材がいないとお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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